(匿名希望 37歳 無職 匿住所)

株を始めて10年くらいになるでしょうか。

以前は好きな会社の株を買ったり、株主優待目的で所有したりと、その頃はもうけとは関係なく資産としておりましたが、仕事がいやになるにつれ、仕事を辞めて投資で生きていこうなどと甘い考えが芽生えていきました。

また、スマホが普及し、どこでも簡単にトレードが出来るようになり、中長期保有から徐々に短期・デイトレードにシフトしていきました。

自分の場合、一気にではなく徐々にすり減らした感じです。アベノミクスにより年々日経は上昇していきましたが、下手な売買を繰り返すことによって徐々に目減りしていきました。

2018年2月の暴落時、致命傷までは負いませんでしたが、大きな含み損を抱えたまま注文殺到でスマホでの取引が出来なくなり、恐怖を覚えました。

それ以降も何度も辞めようかと思いましたが、余剰金でやっていた為、実生活に影響がなかったからか結局ズルズルと続けてしまって・・・。

同年9月~10月には上昇時に空売りで損をし、自分が買いに転じた途端、急降下するといった最悪の事態に陥りました。この時点でピーク時の半分以下になっていましたが、とりあえず年末までは保有しておこうと思っていました。

これがさらなる悲劇を招いてしまいました。

ご存知通り年末の急落。嫌気がさして取引最終日を待たず全ての株を手放しました。

それまでも怖くて自分の資産を直視できないでおりましたが、PCで確認して見て愕然・・・・

ピーク時には900万近くあったものが殆どなくなっていました・・・。(※現物だけでなく信用の含み損もあったため)

思えば、上昇していた時期にもうけられなかった時点で、自分の才能の無さを素直に認めてきっぱり辞めればよかったのです。もういくら後悔してもお金は戻ってきません。

また、そのお金は祖母がくれた遺産も含まれていた為、良心の呵責にもさいなまれました。

しかも、結局、人間関係等のストレスにより仕事を辞め、株でも大損をするという最悪の一年になってしまいました。

仕事を失ったことよりも、ボクは無能な人間のため自分が働いてもそれだけのお金を稼ぐにはどれだけのことをしなければならないかということに今更ながら気付かされ、精神がおかしくなりそうでした。

たらればですが、以前のように長期保有していれば今回の暴落もそこまで痛手はなく、むしろまだ当初よりプラスだったかもしれません。ターニングポイントは信用取引に手を出した後からかもしれません。ただ、それまでは年間何百万という損失は出したことは無かったため、油断しておりました。

一気にもうけようとか、損した分取り戻そうと思うとドツボにはまってしまいます。個人の性格によるかもしれませんが、毎日株価を気にするようになると精神衛生上もよくありません。また、なかなか損切りが出来ない人は向いてないと思います。

自分も調子が良いときには、たった数秒で1万円稼いだり1日で数十万を手に入れたときもありましたが、今思うとそんなに簡単に一日で数十万、数百万の買い物をするか?ということです。現金でなくパソコンやスマホ上での数字の動きですから狂ってしまうのです。

損ばかりしている方や毎日精神的に苦なっているような方は、きっぱりと辞める時期を見定めたほうがいいかもしれません。